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2020.06.05

中野もアジサイの季節到来!アジサイを楽しむ前にちょっと知っておきたいこと

6月に入り中野のあちこちで、可愛いアジサイの花を見かけることが多くなりました。 アジサイは花期が長くこれからが旬のお花なので、この機会にちょっと会話が弾みそうなアジサイの豆知識や中野のアジサイミニスポットなどを調べてみました。 アジサイにも実は色々な種類がありますので、中野でもよく見かける3種類をご紹介します。 ①のように花が全体的に均一に咲いているタイプのものを、一般的に「アジサイ」と呼びます。 ②の外側を囲むように花がつき、中央は花びらがないタイプのものは「ガクアジサイ」と呼ばれていて、元々日本に自生していた原種に近い種類と言われています。 このガクアジサイが世界に渡り、西洋などで品種改良されてアジサイとなり、再び日本に戻ってきたという歴史があり、実はアジサイは日本起源の植物とされています。 ③は見かけたらちょっとレアな「カシワバアジサイ」で、葉が柏餅の葉のように切り込みが入った形をしていて、花は白く全体的に円錐の形状をしているアジサイです。 ちなみに、上記の文章で“花”と書きましたが、実は私たちがアジサイの花と思っている部分は、植物の萼(がく)に当たる部分で、アジサイの本当の花は萼の中心にある小さな玉のような部分です。 時期が来ると玉のようなつぼみが開き、本当の花が咲きますので、目を凝らして観察してみてくださいね。 中野四季の都市にも帝京平成大学の西側に、アジサイが植えられています。 中野四季の都市ができた2013年には、植栽されたばかりの小さなアジサイで、色も青空のようなブルーでしたが、翌年の2014年にはピンクに変化し、何年もピンク色のまま成長していきました。 植栽されて7年後の2020年では株がこんもりと大きくなり、色も薄いブルーが目立つようになっていました。 アジサイは土壌の成分によって色が変化すると言われており、同じ株でも年によってこんなにも色の変化がある面白い植物ですね。 近場のスポットとして、中野セントラルパークサウスの南側の線路沿いに、アジサイが並んで植栽されている一角があり、電車と一緒にアジサイを撮影できるのでお勧めですよ。 こちらのアジサイも年々株が立派に成長し、いつか中野~高円寺間の線路沿いがアジサイスポットとして有名になってくれるのでは・・・と、ちょっと期待しています。 ちなみに、中野セントラルパークのエントランスも現在アジサイを使った花飾りが展示されています! 皆さんの好きな中野のアジサイスポットはありますか? アジサイはこれからが花盛りですので、お散歩などで見かけた際は是非お花を楽しんで頂けたらと思います。