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2018.02.23

使い捨てコンタクトケースがリサイクルされているのをご存知ですか?

皆さんは、使い捨てコンタクトレンズのケースがどんな素材でできているのかご存知ですか?

皆さんご存知のペットボトルの原料は、石油からつくられる「ポリエチレンテレフタレート(POLY ETHYLENE TEREPHTHALATE)」と呼ばれる樹脂からできています。
この素材、今では世界中でリサイクルされ、衣服や容器などさまざまな用途に使われています。
家庭ごみでもペットボトルは分別してリサイクル対象のところに置きますよね?
では、使い捨てコンタクトレンズのケースはどうでしょう。
ペットボトルと同じような見た目ですが、リサイクルがされているということはほとんど知られていないのではないでしょうか?

使い捨てコンタクトレンズのケース、実はペットボトルの素材とは異なり「ポリプロピレン」という特別なプラスチックのみでできています。
目の中に入れる使い捨てコンタクトを熱や菌などから守るためHOYA、ジョンソン&ジョンソン、ボシュロム、メニコンなど、どの使い捨てコンタクトメーカーも実は同じ素材を使っています。

そして2010年から、中野セントラルパークサウスに入居しているHOYAが中心となり、他企業とも協力し合い「アイシティ eco プロジェクト」という名称で、使い捨てコンタクトレンズケースを回収し、販売した代金を、「(財)日本アイバンク協会」という視力を再び取り戻したいと願う方たちのために活動をしている団体に寄付する活動を行っています。

活動の啓蒙責任者であるHOYA株式会社アイケアカンパニーの佐藤篤洋さんは「日本で使い捨てコンタクトレンズを使っている人は1300万人くらい、数千トンあると言われている封を開けた後のケースはほとんどがごみとして出されている。この活動をペットボトルリサイクル並みにできれば、多くの社会貢献ができるはず」と熱く語っています。

このリサイクルボックス、日本全国のアイシティ283の店舗のほか、約350の高校、約200の企業とサウス棟6FのHOYA受付横に既に設置されているそうですが、今後も身近なところで設置場所が増えていくかも?

皆さんも使い捨てコンタクトレンズの使用済みケースのリサイクルに、ぜひご協力くださいね!!

●アイシティ eco プロジェクト
https://www.eyecity.jp/eco