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2019.09.13
中野氷川神社や新井北野神社で例大祭、旧中野村や旧新井村を神輿が埋め尽くします!
中野セントラルパークのある中野4丁目エリアも含まれる旧中野村の総鎮守社「中野氷川神社」で9月15日(日)、中野セントラルパーク北側エリア一帯の旧新井村の総鎮守社「北野神社」で9月22日(日)、それぞれ毎年恒例の祭礼が執り行われます。 現在の中野区は江戸時代の12の村の集合体で、中野村・本郷村・雑色村・江古田村・片山村・上高田村・新井村・上沼袋村・下沼袋村・上鷺宮村・下鷺宮村、本郷新田村(本郷村から分離)から構成されています。1932(昭和7)年には、それぞれ村が合併した中野町(中野村・本郷村・本郷新田・雑色村)と野方町(江古田村・片山村・上高田村・新井村・上沼袋村・下沼袋村・上鷺宮村・下鷺宮村)がさらに合併し、中野区の前身が誕生しました。 まずは9月15日(日)に執り行われる旧中野村の総鎮守社「中野氷川神社」のご紹介を。「中野氷川神社」はJR東中野駅を南下したところにあり、祭神は素佐之男命(すさのおのみこと)・奇稲田姫命(くしなだひめ)・大己貴命(おおくにぬし)。創建は1030年と言われ、後一条天皇の御宇、源頼信が平忠常征討のときに武蔵国一宮大宮氷川神社より勧請(かんじょう)したものです。1477年には、江戸城を整備したことで有名な武将・太田道灌が豊島泰経・泰明兄弟討伐のときに戦勝祈願して、凱旋(がいせん)後に社殿を造ったようです。 毎年恒例となっている中野氷川神社の祭礼は、各町会から神輿や山車が出て街を練り歩く、由緒あるお祭りです。中野サンモールの天空ギャラリーにも祭礼の提灯が並びます。 旧中野村内の氷川、小瀧、川添、小住、鍋横、打越、文園、橋場、桃園、仲町、塔山、昭和など同神社の氏子36町会のうち、20以上もの神輿が登場し、神輿が町会を運行します。 青梅街道や山手通り、中野通りや早稲田通りなどの大通りの片側車線を使って数基の連合神輿も登場!中野駅周辺や東中野駅周辺にもお神輿が集結します。 そしてなんと、中野サンモールや中野ブロードウェイ1階なども旧中野村内に立地しているので、お神輿が練り歩きます。中野ブロードウェイ南側入り口は、お神輿に入り口上部がぶつかってしまうため、かがんで神輿を通します。 青梅街道にも連合神輿が!中野警察署に表敬訪問です。 夕方には「中野氷川神社」内に数基のみこしが宮入りします。そして、宮出しした後の夜の運行では女神輿が登場するところもあり、とっても盛り上がりますよ!! つぎに9月22日(日)に執り行われます旧新井村のお祭り「新井天神 北野神社」の祭礼も紹介します。 中野通り沿い、新井4丁目に位置します「新井天神 北野神社」。旧新井村の総鎮守社としてここの北野神社は新井天神と称します。文武両道の神とされる菅原道真、そして食物を司る保食神をお祀りしています。諸説ありますが、1580年前後に新井薬師「梅照院」の開祖・行春和尚が建立したと言われています。境内には地名の元となった「新井」という井戸も残っています。 北野神社周辺となる中野通り、早稲田通り、薬師あいロードなどを神輿や山車が運行します。そして境内には多くの露店が登場し、大人のお神輿運行は夜まで続きます。 旧中野村や旧新井村エリアは中野駅周辺エリアとなりますので、週末は連続で街中がお神輿で埋め尽くされること間違いなし!中野セントラルパーク近くにもお神輿運行ルートが組まれている町会がありますので、ぜひこの熱気を体感してください!また近隣に点在する神酒所に行けば半纏などが借りられますので、お神輿を担いでみてはいかがでしょうか? ※リンク 「中野氷川神社」 「新井天神 北野神社」