中野の梅雨~散歩しながら紫陽花を楽しむ~
例年より少し早い梅雨の到来、皆様いかがお過ごしでしょうか。
中野区を歩いていると、あちこちに紫陽花が咲いているのを見かけます。
今回は色々な紫陽花の種類や紫陽花スポットをご紹介します。
昨年の紫陽花記事はこちら↓↓
中野もアジサイの季節到来!アジサイを楽しむ前にちょっと知っておきたいこと
(ご存知でしたか?花びらのように広がっている所がガクで、中心にある小さな丸が花なんです)
◆帝京平成大学
(中野区中野4丁目21−2)
緑公園に面した敷地内にてこんもりと咲く紫陽花を発見しました。
植栽されて8年目のこの紫陽花は、植栽当初は青色だったそうです。
土壌ph値で色が変わるそうですが、だんだんピンク色が増してきていて面白いですね。
一般的に、丸くまとまっている咲き方を「てまり咲き」と呼び、種類としては「アジサイ」となります。
対して、こちらは「ガクアジサイ」と呼ばれ、中央にガクのない花やつぼみが並んでいます。前述した昨年の記事にもありますが、紫陽花は元々ガクアジサイとして日本にしかない花で西洋に持ち込み品種改良したものを、現在は逆輸入している形になっています。
◆中野区立平和の森公園
(中野区新井3丁目37−6)
こちらは「ヤマアジサイ」の紅という品種。
ビビットなピンクの縁が可愛い品種です。
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道沿いに咲いている紫陽花は、ランニングに訪れた人々を応援しているようでした。
◆新井天神北野神社
(東京都中野区新井4丁目14−3)
ここには様々な種類の紫陽花がたくさん植えられているオススメスポットです
こちらは「墨田の花火」と呼ばれる種類です。
その名の通り、打ち上げられた花火のようにガクが多く、四方八方に咲いているのが綺麗です。
こちらの特徴的な紫陽花は「オタフクアジサイ」と呼ばれ、江戸時代に作られた品種です。
「ウズアジサイ」「ポップコーン」とも呼ばれています。
いかがでしたか?
中野セントラルパークから徒歩15分以内の場所でもこんなに様々な種類の紫陽花に出会えます。
水彩のように淡く色づく紫陽花を雨の日に見ると、雨で染まったように見えて綺麗です。
比較的空いている場所ばかりなので、リフレッシュしにとっておきの傘を差して散歩しませんか?